仕様が公開されており、GoogleのIMソフトであるGoogle Talkを始めとした各種互換メッセンジャーが登場しているものです。
このJabberの拡張機能であるJingleという仕様にGoogleがGoogle Talkの技術を融合し、さらにその文章が公開されました。
GoogleがJingleに関与している記事はITmediaのGoogle、IMのマルチメディア標準を支持にて、文章の公開についてはMYCOMのGoogle TalkやiChatでも使用のXMPPマルチメディア拡張"Jingle"の文書公開に載せてあります。
現在ばらばらになっているMicrosoft、Yahoo!、AOLの3つのIMに対して、GoogleはJabberをとり別のJabber対応メッセンジャーと通信できるようになっています。
マルチプロトコル対応IMとして最も有名であろうGaimというIMでも上記3つのIMとJabberなどの多くのプロトコルに対応していますが、MSNなど一部では時々不具合が発生します。
各種IMで互換性を取るには、それぞれがJabberのように使用をオープンにして互換IMの参加を認めるか、IMがJabberのようなオープンな仕様を採用するかのどちらかになるとおもいます。
AOLがMSNとの連携に向けて動いているようですが、この両者のIMがJabber対応クライアントとなると事態は大きく変わってくれそうな気がします。
もともとIMはあまり利益の出ていない分野のようなので、それほど固有のクライアントソフトに縛り付ける必要もないように感じています。