iTunesに挑むオープンソースソフトウェア「Songbird」によると、iPodに曲を転送することでしか利用しない僕にとっては、すでにiTunesで十分なのですが、このソフトウェアはiTunes以外のサービスから曲を取得できるようになっています。
スクリーンショットを見てみましょう。
Songbirdnest.comにはスクリーンショットがいくつかありますが、上から2枚目を見てください。
それぞれのスクリーンショットをいっぺんに比べてみると分かるのですが、左側のメニューの構成に違いがあり、これが今の段階に一番近いんじゃないかなと思います。
このメニューを見ると、iTunesに酷似したプレイリストの表示や、各種サービスが見られます。
実際にメインウィンドウにそれぞれを表示できるようで、そこから購入した楽曲をiTunesのように管理できるようになると思われます。
Transferでは、iPodのようなデジタルミュージックプレーヤーに楽曲ファイルを転送できるようになるはずです。
かつてiPodの関連ソフトで紹介したように、すでにiPodに曲を転送するソフトはいくつもあるので、これを実装するのは簡単だと思います。
また、ブラウザを搭載しています。5枚目のスクリーンショットではアドレスバーが表示されており、戻る、進む、ホーム、中止の4つのボタンがついているのが見えます。
IEコンポかMozillaのGeckoブラウザか分かりませんが、GeckoならFirefoxとおなじ要領で拡張を組み込めそうです。
このXMLを使った手法なら、記事中にある独自のインターフェース開発に加え、拡張の作成もJavaScriptを使って出来ます。
Firefoxのように拡張機能が増えていくと、たとえばコンピュータにあるテキスト文章をiPodでNotesとして表示できるサイズに分けて転送するような小さな機能なんかも実装していけます。
楽曲の取得と管理および転送に機能を絞ったiTunesに、今出ているiPod関連ソフトの機能を加えたようなソフトウェアが出来てくれるのかもしれません。
こういうことを考えると、すでにプレーヤーソフトが乱立している中、ただiTunesを目指すのではなく、iPodとの連携を売りにした総合ソフトウェアを目指したほうがいいのかもしれません。
こちらからもTBさせていただきます。
この記事はなかなか面白いですよね。
単なるプレーヤーソフトというより
サービスの部分がどんな展開を見せるか
興味深いですね。