2006年01月27日

LinuxカーネルへのGPL3採用は無しかも

フリーソフトウェアのライセンスとして最も有名であり利用されているであろうGPLの最新版として策定が進められているGPL3ですが、そのGPL3がLinuxに採用されない可能性があるようです。

Linuxカーネルといえば、GPLを採用しているもののなかで誰でも知っているであろうソフトウェアです。
L・トーバルズ、「GPLバージョン3」に難色では、Linux開発の元となったうえに現在もリーダーを務めているLinus氏のコメントが載っています。

Linus氏はGPL3にあるDRMの項目について反対しているのですが、このDRMといえば最近発表になった改定項目の中にしっかりと盛り込まれていた項目です。
かといって、DRMの項目を変更すればいい訳ではなく、「実際のところ、コードを第三者に公開することと、改善部分をそのまま維持することの2つしかライセンスには望んでいない。本当にそれだけだ。それより多くても少なくてもいけない。ほかは余計だ」と発言しているとのこと。
この発言の中での「2つ」はすでに現状のGPL2に盛り込まれているため、ライセンスの変更そのものに対して難色を示しています。
このことから、GPL3の内容いかんにかかわらず、LinuxカーネルにおけるGPL3の採用はありえないと思っていいと思います。
上記コメントの内容も2004年となっており、この話題は以前からあったようです。

GPLはGNUプロジェクトを基盤として成長してゆき、Linux周りのフリーソフトウェアに多く採用されているライセンスです。
その根底となるLinuxカーネルに採用されないことはGPL3の内容に影響しないでしょうが、この問題が現状のライセンス改定の難しさを見せてくれてるように思います。
posted by ねむお at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(2) | 未分類 | banner_01.gif
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