DDR SDRAMのメモリをシリアルATAにつないで、ハードディスク代わりに使ってしまおうという製品です
この製品が木曜日にいくつかのショップに入荷し、既にほとんど売りきれいという事態になっているようです
"ウチにもちゃんと入りますよね?──待望の「i-RAM」、発売が開始されるも超希少"に紹介されて知ったのですが、限定販売な上にほとんど売り切れということで、もう入手は難しいようです
このi-RAM、何がすごいかって言うと、これを使えばパソコンにおけるいろんな動作が速くなる可能性があるんです
知ってのとおり、ハードディスク(HDD)に大量のアクセスを行うと、ガリガリいって動作も遅いです
これがメモリになると、物凄く機敏にデータのやり取りを行えます
メモリは電源が落ちると内容も消えてしまうのですが、この製品ではPCIから電源を供給してもらえ、さらにボードにもバッテリーを搭載しているために、ブレーカーが落ちたりしても10時間は絶えられるとのことです
もしこれを使って起動ドライブをDDR SDRAMメモリにしてしまえば、とてつもなく速い起動が望めます
とくにHDDで遅さにイライラするような用途で高速化が体感できると思うので、大量のデータの移動などが発生する作業に有効だと思います
容量も申し分なく、メモリ4枚分を搭載できます
1Gbyteのメモリで4Gbyte分の容量をまかなえるので、書き込みや読み込みが発生しやすいものに限定して利用すれば十分だと思います
今回は限定発売で既に入手も危ういですが、もしかしたらまた別の製品が出るかもしれません
この製品は、「PCIで電源を供給し」「S-ATAコネクタにてデータの読み書きを行う」ようになっています
今後は、「PCI-Expressで電源の供給とデータの転送の両方をまかなう」という製品が出るかもしれないです
既にPCI-Expressのデータ転送帯域を生かした増設カードやRAIDボードなどが出ているので、十分にありえる製品だと思います
既に売り切れていますが、TSUKUMOでのi-RAM販売ページ
