ブログスパムの悪夢--「スプログ」でグーグルのBloggerが大混乱によれば、スプログ(Spam+Blog=Splog)と呼ばれるスパム行為がGoogleの運営するブログサービスであるBloggerとBlogSpotに対して行われました
このスプログ、人が作ったかのように見えるブログを自動操作により大量に作成されたものです
これの目的は、特定のサイトの検索エンジンのランクを上に上げようというのが狙いのようです
ご存知のように、Googleなどの検索エンジンでは、サイトの価値を評価する方法として、リンクされた数も参考にしています
今回のように精巧に出来たブログを乱立してそれぞれに特定サイトへのリンクを含ませると、GoogleやYahoo!のロボットは「このサイトは多くのブログからリンクされているから、価値の高い情報のあるサイトなのだろう」と判断し、検索結果でのそのサイトの順位を上位にします
このブログでは、有名なBloggerの名前を検索して実際にある有名なブログをいくつかピックアップし、その中の記事の文章を実際に使って精巧な偽物のブログを作成しています
そのため、ブログ検索サイトやRSS検索サイトにてこれらの偽物のブログが大量にヒットしたり、Blogger.comや検索エンジン以外にも被害が認められています
驚くべきなのはその規模です
ブログ検索サービスを提供するTechnoratiでは、「State of the Blogosphere」というレポートを発行しているが、このレポートではスプログの一般的な脅威について、新しいブログ全体の平均5.8%(約5万件)は偽物か、偽物の可能性があるとしている。
という記述がありますが、5.8%というのはどう考えても異常です
スパムメールは今ネットワークを流れている帯域の何パーセントを使っているかというような調査がありましたが、ブログでは新規に立てられているブログの約6%がスパムということになります
今回はGoogleのブログが問題になって批判されていますが、これは他のブログサービスにも攻撃の矛先が向く可能性があります
早速対策が協議されているようですが、人が操作してることを確認するための数字の画像を使った認証も破られているようなので、もっと細かなスパム対策が必要になっています
なお、このような攻撃以前にも、コメントやトラックバックを利用してサイトの宣伝を行うようなスパム行為は頻繁にありました
最近ではSeesaaブログもNGワードが指定できるようなスパム対策を付加し、ブログツールのMovableTypeもSpamFighterという開発コードの新バージョン3.2をリリースしています

