2005年10月27日

分かれる書籍検索プロジェクト

Googleが以前から書籍を検索できるプロジェクトを考えてて、訴訟が起こされています
これと別の計画に関しての記事が出てきたので紹介します

まずCnetのグーグル vs オープンソースプロジェクト--デジタル書籍分野の新たな戦いです
ここではInternet Archiveという非営利団体がオープンに進めている書籍共有プロジェクトとGoogleのプロジェクトの対立についての記載があります
Internet ArchiveはYahoo!やMSNといった団体も参加していて、著作権が切れた書籍のみを共有してゆくものです
このプロジェクトはすでにいくつかの書籍を公開しており、記事中にリンクのあったOpen Libraryでは実際に本を購読することができました
051027book.jpg
このようなインターフェースになっており、ページの切り替えもAjaxのような動作でスムーズに行えます
矢印により1ページごとめくることも可能ですが、本の両端に見える別のページをクリックすれば実際の本のようにその箇所までめくることも可能になっています
Magnifyをクリックすれば瞬時に拡大鏡のウィンドウが出ますが、残念ながら準備中となっています

MSNやYahoo!はこういったコンテンツを自社のサイトから検索できるようにすることで利用者の呼び込みを狙うとのことです

これと違う動きをとっているのがGoogleで、Internet Archiveには加盟せず、著作権のあるコンテンツも検索可能にする動きが批判を浴びて訴訟騒ぎになっています
Googleは「著作権がついていてスキャンされたくないものは申請すれば対象外とする」といった姿勢をとっていますが、Internet Archiveなどと違って放っておけばスキャンされるというのが問題になっています

Open Content Allianceという団体にもMSNとYahoo!は入っているのに、Googleの名前は見当たりません(参考:OCA Contributors

また、実現したときの運営にも違いがありそうです
Googleはこのままでは著作権付の書籍の一部もデジタル化される可能性がありますが、今までどおり広告をメインとした運営になるとします
一方、MSNは著作権付の書籍を検索対象とする場合、MSNの一部のサービスのように有料化する可能性を示唆しています(参考:MSも書籍検索、「MSN Book Search」開始へ

MSNとYahoo!は著作権の切れているものを対象として、それに当てはまらない場合は独自に出版社と契約をとるなりするでしょうが、Googleの一連の流れについては不安を感じます
posted by ねむお at 17:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | banner_01.gif
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