問題となってるRootKitについてや、それに対してソニーが批判を受けてる理由とかをいくつかの記事から少しだけ整理してみます
1.RootKitについて
問題になってるRootKitっていうのは、コンピューターからファイルとかレジストリとかいったいろいろなものを隠せるようになる技術です
単体で考えればなんともないのですが、たとえばこれがスパイウェアやウィルスに利用されてしまうと、セキュリティソフトウェアでも検出しにくくなります
そのためスパイウェアと関連して考えられることが多いのですが、それが今回のコピーコントロール技術であるXCPに利用されて苦情が来てるっていうのは記事にあると思います
また、これによりRootKitが利用されてしまうと、ほかのウィルスなどに付け入られる隙をシステムに作られてしまうのではないかという指摘もあります
2.インストールされるときの注意書き
このXCPでは、インストール時に利用規約に同意する必要があるのですが、この表記にも少し問題があったようです
それにより集団訴訟が起こされるようですが、その記事によると、「エンドユーザー用使用許諾契約に同意すると、このCDは自動的に小さなプロプライエタリソフトウェアプログラムをあなたのコンピュータにインストールします」と書かれているようですね
これが問題になってるのは、この「小さなプロプライエタリソフトウェアプログラム」がどういった動作をするというのが書かれていないということです
3.どういった動作をするのか
これ、まず起動されるとWindowsフォルダ内の特定のファイルを見えなくします
これにより、XCPと関係のないファイルまで見えなくなることがあり、利用者が困るときがあります
さらに、CDを利用していなくても「小さなプロプライエタリソフトウェアプログラム」が常駐します
後述しますが駆除も非常に困難です
4.駆除できるの?
現段階ではSony BMGがパッチをリリースしており、これを利用することで可能なようです
このパッチがリリースされる前にすでに駆除に挑戦した人がいたのですが、非常に困難なようです
ソニーが音楽CDに組み込んだ“Rootkit”とは何者か?というページでは、Windowsに関する本を執筆されている精通した知識をお持ちの方が、多くのステップを踏んで駆除に挑戦しているのが分かります
個人的に問題だなと思ったのは、このXCPのプログラムがセーフモードでも読み込まれるって言うことですかね
セーフモードって言うのは、Windowsが余計なプログラムのせいで起動できなくなったとき、純粋なWindowsだけに近いシンプルな構成で起動するものなのは知ってると思います
ところがこのXCPのコンポーネントはセーフモードでも読まれているようです
記事中ではこのプログラムのできは悪いとの評価になっており、それがセーフモードで読み込まれることにも懸念を示しています
5.この後どうなるの?
ソニー製CDのコピー防止機能、ウイルス対策ソフトで検出される可能性もにあるとおり、あまりにも問題になりすぎているため、複数のセキュリティソフトが対応する可能性があります
そうなると、アンチウィルスソフトウェアなどで検出されるようになってしまいます
もうこうなってしまうとCDいれるたんびにアラートなんで、この問題を知らない利用者も気づいて、より大きな話題に発展していってしまう可能性があります
以前、AVEXがコピーコントロールCDを出したとき、アンインストーラがついてないということで批判されていたことを思い出しました
今回の場合、なんでSONY BMGはこんな行動に出てしまったんだろうという疑念すら浮かびました
ただでさえCCCDに対する風当たりは強いため、これからはさすがに考えてほしいと思った人はほとんどでしょう
